今年もこの時期がやってまいりました。
個人的にものすごく楽しみな時期でありまして、
それはクリスマス時期のシュトーレン発売なんです。
ここ何年かは、普段かよっているパン屋さんのシュトーレンを買いまわってしまいます。
私の記憶によると、このシュトーレンの盛り上がりは
ここ最近になってからではないかと思うのです。
何がきっかけになったのか、それとも自然発生的なものなのか、いろいろと理由はあるようですが、
それほどキリスト教的土壌が強くないにもかかわらず、
もはやクリスマス時期の風物詩的な扱いになっていますね。
百貨店でも各地の有名店のシュトーレンが集められた催事なんかも開かれているようですし、
この時期にしか作られない、手に入らない、そして物語性も付与されて
今後もよりいっそうの盛り上がりを見せていくのでしょう。
シュトーレンといえばその値段もなかなかのものでして、
普通のパンより少し割高ぐらいのものだろうと思ってレジに持っていくと、
大きくダメージを受けてしまいますので、初心者の方はくれぐれもご注意ください。
ただ、作るのは仕込みがたいへんなようで、それだけ手間がかかっているのなら
そうした価格設定にも納得がいくというものです。
シュトーレン初級を卒業した私は、各店舗によって味が違う楽しさを知り、
そのお値段の高さについても祝祭的な消費ということで麻痺しつつあります。
そんな2024年暮れなんですが、今年はちょっと個人的に用心しなければなりません。
というのは、健康診断で初めてひっかっかってしまったのです。
でも、すでにシュトーレンは3つ入手……(!)
おそらくまだ増えるんだろうという心の声がします。
いったいどうしたらよいのでしょうか。
神は私を試しているとしか思えません。